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　全国で8番目となる案内所規制条例が'13年4月、福岡で施行された。条例の主な内容は、性的サービスを連想させる言葉での勧誘や、性的表現が記載された広告を屋外から見えるように設置することを禁止。また、風営法で定められた時間外での営業の禁止や案内所従業員の名簿を揃えることなど、多岐に渡るものとなっている。
　ぼったくり店へ誘導する悪質な案内所の排除などを目的として制定された今回の条例だが、9月に行われた県警の立ち入り検査では、ほぼ半数の案内所が何らかの形で条例に違反していたことが分かった。次回の検査で改善が見られなければ、半年間の営業停止処分など厳しい罰則が科せられるという。
　今現在再検査は行われていないが（'13年12月上旬）、中洲の街を歩くと改善されず条例に違反している案内所をあちらこちらで見ることができる。今後の検査によって、そういった案内所が罰則を受けることになり、中洲の街は大きな変貌を遂げるかもしれない。期待したいところだ。

　ITの進化のスピードは留まるところを知らないが、その恩恵を風俗業界もしっかりと利用している。現在国内だけでも4千500万人が利用しているスマホアプリ「LINE」を、求人活動に活用するお店がどんどん増えていったのだ。連絡先を教えずやり取りでき、写真の送信も容易なことから実際に会わずに行うLINE面接が流行。中洲の某店では、実施して1ヵ月で20人ほどこのLINE面接を行い、実際にトントンと入店までまとまったケースもあったという。女の子側にとっても電話をして条件などを問い合わせるより、気軽にやり取りができる敷居の低さが好評に繋がっていったようだ。
　このLINE面接に限らず、スマホアプリを使っての求人活動はどんどん広がっていっている。今後はITを制するものが業界をリードしていくことは間違いないだろう。

　昨年からブームの兆しがあったアロマエステ業界だが、今年はさらなる飛躍を遂げた。ハンドサービスでのヌキまであるデリバリーアロマも依然好調だが、ヌキなしアロマエステも負けずに店舗数を増やし続けているのが印象的だ。最近は少し飽和状態にあるからなのか、他店との差別化を図る動きが活発化。和風のテイストを取り入れたお店。熟女系、コスプレ系などの専門店にしたお店。また本格的な整体までメニューに加えたお店まで出てきた。
　この好調の理由は、それだけ疲れたサラリーマンが多いという見方もできようが、ヌキはないけどもしかしたら？というギリギリのまどろっこしさにヤミツキになる人も多いのかも。まだ体験したことがないって人、遊ぶなら今でしょ！

　昨年は40分4千800円のデリヘルが誕生するなど、風俗業界もデフレで低価格競争が激化していたが、今年は逆に高級店の出店が目立ってきた。福岡のデリヘル情報を扱う本誌の姉妹誌である「デリヘルアソビーノ」を見ても、高級店掲載は昨年の倍に。なかには100分6万円というゴージャスなデリヘルまで登場している。これにはアベノミクスによる景気上昇気配も背景としてありそうだ。ユーザーにとっては、財布が厳しいけど遊びたいときには激安店。今日はパァ～ッと奮発して高級店などと、遊び分けができるいい状況になってきたかも。

　今年の夏はとにかく暑かった。40度を越えるような猛暑日が続き、熱中症で搬送される患者が過去最高になるなど記録づくめの暑さ。これには風俗業界もさすがに参ってしまったようだ。暑さで体調を崩す女の子が続出して出勤を確保するのに苦労したり、デリヘル店では送迎に利用する車のエアコンフル稼働でガソリン代がかかったり。こんなに暑けりゃユーザーの性欲も減退気味なのか、例年より売り上げも振るわずってところも多かった。気温は上がるも売り上げ低下。各店の店長もいろんな意味で汗ダラダラだったかも?!

　全国的に客引きに対する取締りは年々厳しくなってきているが、福岡は中洲でも客引きが検挙される事案が続出。依頼していたお店が営業停止処分を受けたケースもあった。客引き行為は条例により禁止されているが、今年施行された案内所規制条例により、違法案内所に頼れなくなったぼったくり店が客引きを強化しているという側面もあるようだ。年末年始は何かとお酒の席も多い時期。安い値段に釣られて付いていくと、手痛い倍返しを喰らっちゃいますぞ!

　博多名物の屋台。その屋台に対して市側が'94年以来となる、新たな条例を施行したのが9月1日。前条例で定まった「現営業者一代限り」に対し、現営業者の高齢化に伴う廃業、消失を阻止するのが主目的。しかしながら、付随する営業時間や机の設置に関してなど、コレまで以上に細かくなった規制には、屋台側は困惑気味だった。今では施行直後の混乱は見られないものの、遅くなった営業時間きっかりに開始できるようにと、バラバラだった設置作業が集中。それにより屋台近辺が混雑するなど、よくない副作用もある様子。

　乱入プレイや過激オプション、さらには激安料金設定などなどで、博多っ子のコカンを搾りつくす人気の「よかろうもんグループ」が、なんと中洲に自社ビルをこの秋オープン。オーナーが目指すのは、「風俗テーマパーク」。今まで以上にあっと驚く風俗プレイも、日々思案中とのこと。今後の同グループからのおもてなしに期待大!

　正真正銘のAV女優と福岡・中洲で会えちゃいます!!　なんとソープランド「NEW貴賓室」には、現役としてバリバリ活躍中の「梅宮彩乃」ちゃんが出勤中とのこと。お店では、彩乃（あやの）として在籍。もちろんネットで検索すれば、サンプル動画がてんこ盛り。チェックしてから遊びに行くと、コーフン度も格段にアップ?!

　中洲無料案内所「MAN‐ZOKUステーション」、略して「マンステ」。この春、なんと通算来客数が400万人を突破っ!!　記念のイベントでは、通常イベント以上に大量の無料券を大盤振る舞いで、大盛況。いまや中洲のランドマークとなった同案内所。店長は、「今後も500万人、1千万人の来場を目指し、誠心誠意営業していきます」とのこと。