| 福岡のデリヘル、ソープランド、ヘルス情報ならアソビーノ

　風俗業界に限った話ではなく、日本国民にとって今年の大ニュースといえばやはり4月に行われた消費税増税だろう。従来の5％から8％へと増税されたが、さまざまな商品で値上げが行われたり、値段はそのままでも分量が減るなど、日々の生活でそれを実感する場面は多かったはず。増税前の駆け込み需要による反動で、増税後はいろんな業界が売り上げ減になるなど影響は大きかった様子。
　風俗業界に目を転じてみると、料金を値上げしたお店、料金はそのままながらサービス時間を短くしたお店など、増税によるお店の対応はさまざまだったが、実はシステムをそのまま据え置きにしたお店のほうが多かったのだ。それはなぜか。「正直値上げしたいけど、それによって客が来なくなるのが怖い」と、福岡の某デリヘルＳ店長。福岡の風俗業界は現在価格競争が激しく、多くの店が値下げ、割引にしのぎを削っている。客のニーズもより安い店という背景があるため、値上げしたくても出来ないのが実情なのだ。しわ寄せはお店の利益に直撃する。「辞められちゃうから女の子の取り分を減らすことはできない。だから増えた経費分だけ利益が下がってます。客の財布も固くなってますし」と手をこまねいている様子なのだ。
　そしてデリヘル以上に影響が出ているのが、トクヨクやソープランドなどの店舗型だ。デリヘルとは比べられないくらい、家賃や水道光熱費の費用が高額。増税による経費の増加も段違いなのだ。システムの変更がデリヘルに比べ多かったのも、このあたりが影響していると思われる。
　本稿執筆時は衆院選（'14年12月14日投開票）の前だが、再び自公政権となっていれば'17年4月に10％へのさらなる消費税増税が確実視されるという。暗い話題にならない為に素早くデフレ不況から脱却し、風俗のみならず日本全体が盛り上がることを願うばかり。

　アルバイト不足で店が回らずに次々と閉店していった飲食店があったが、風俗業界の男性スタッフも人手不足がここ数年叫ばれている。今年は特にその問題が深刻化しているようだ。　中洲の某ソープランドでは、女の子の確保や客の入りなどは順調だったにも関わらず、男性従業員が足りずに店を回せなくなり閉店したケースまであったほど。そのため、女性を集めることが最重要課題の風俗店が、男性求人のほうにも変わらず力を入れている状況なのだ。
　なぜ人が足りないのか。「今年は10人くらい新しく採用したけど今残っているのはひとりだけ」というお店があったように、やはりすぐに人が辞めてしまうという側面が大きいようだ。労働環境がよろしくないブラック店は確かに存在し、薄給で休みナシ、サービス残業当たり前という状況もあるにはある。
　しかしその一方で、探せばきちんとした正社員待遇で、各種手当てもしっかりとしているところもある。頑張れば頑張っただけ評価されるなど待遇面も悪くなく、店長にもなれば月収50万円オーバーなんて話も夢ではないという。そうした意味でも、昨今注目されている風俗を含めた高収入男性求人専門誌などは応募前に必ずチェックして欲しい。
　各店に求めている人材の条件を聞くと、「元気があって明るく忍耐強い人」という意見がほとんど。なかなかいい仕事が無くて困ってるって人も多いだろうが、ここでなら頑張れるというお店が見つかれば、それは一発逆転のチャンスかもしれませんぞ。存在の不確かなアレとは違って確実に言えることは、「STAFF（スタッフ）採用はありまぁす!!」ということで。

　西日本一の歓楽街である中洲にはさまざまな業種のお店が混在しているが、12月に誕生した「ElBulli（エルブリ）」は今までにないサービスが売り。なんとＡＶ（アダルトビデオ）を観ながら、女の子によるサービスが受けられるのだ。
　その気になるシステムは、まず受付で好みのＡＶを選択することから始まる。これぞという１本を選んだら、写真のように椅子に腰掛けヘッドフォンを装着。期待にコカンを膨らませてＡＶ視聴をスタートさせよう。すると椅子が前方に引っ張られ、仕切りの向こう側にいる女の子のほうへ下半身を差し出すような体勢となるのだ。そこからはまさに極楽。目の前で繰り広げられる刺激的な映像を見ながら、女の子による濃厚なサービスを堪能できるってわけだ。まるで画面の中にいるＡＶ男優と快感がリンクするかのような興奮が襲ってくること請け合い。これには今まで体験したことのないような感覚を味わうだろう。
　もちろん自分の好きなＡＶを持ち込むこともＯＫ。ひとりでオナニーするのもいいけれど、お気に入りの１本を持ち込んで新感覚のＡＶ視聴を試してみてはいかが？ 　

　今年3月に「嬉野武雄観光秘宝館」が閉館した。「秘宝館」とは簡単に言えば、エロスをテーマにした博物館のこと。男性器のオブジェやセックスをしている男女の人形など、官能的で刺激的、でも大笑いしながら観賞できる造形物が展示されている。最盛期の昭和40年代から60年代には全国の温泉街などを中心に約20ヵ所で営業されていたといい、ちょうど団体バス旅行などのブームと重なっていたようだ。しかし巨大な展示物はメンテナンスなどの費用も莫大にかかるようで、団体旅行よりも個人旅行の時代になった近年、秘宝館は徐々に廃れていった。
　嬉野秘宝館の閉館により、現存するのは栃木県日光市にある「鬼怒川秘宝館」と静岡県熱海市にある「熱海秘宝館」の2軒のみ。しかし「鬼怒川秘宝館」も、'14年の12月31日に閉館されることが決定している。　日本全体に余裕があり、昭和の好景気を象徴する娯楽施設だった秘宝館。またひとつ大事な日本文化が失われていくようで、なんとも寂しい限り。

　30代である記者にとっては、「裏ビデオ」なんてお宝中のお宝であった。クラスで持っているものは崇（あが）められ、何とか貸してもらおうと皆必死になっていたものだ。しかし、今ではネットにアクセスすれば労せずして簡単に無修正ＡＶが見られる時代となった。無修正動画を配信するサイトも次々に誕生しており、隆盛を誇っている。そんな無修正ＡＶに出演しているフーギャルは昔から一定数いたが、今年はその数が急増。各店に取材すれば、すぐに出演経験がある女の子が見つかるほどなのだ。
　なぜこうも急増しているのか。やはり１番の理由はお金。ネット配信特化型の無修正ＡＶの出演料は5万円から7万円が相場と驚くほど安いが、フーギャルたちも折からの不況で実入りは激減。お客の財布のヒモが固くなれば、現金商売である風俗では途端に金回りが厳しくなるのは必然。即金で5万円でも7万円でも貰えるとなれば、かなり魅力的に映るのかもしれない。アナタが遊んだことがある女の子の中にも、出演経験のある子がいたりして。

　風俗にしろＡＶにしろ、熟女系、人妻系が一大ジャンルとなって久しいが、中洲の飲み屋街でも熟女クラブは大人気。今年はさらに店舗数が増えている。熟女系のクラブに通うお客さんは、年配の方が多いのかと思いきや、20代の若い男性客も多く遊びに行っているようで、「話していて面白いし、色気が堪らない」とか「下ネタもノってくれるし、とにかく楽しい」など、若い子にはない魅力を感じている様子だ。また、料金も1セット3千円からあり、遅い時間でも5千円程度で遊べるというリーズナブルさが好評なのも、今の世相を表しているのかもしれない。
　30代・40代の女性を専門とするクラブ「collection（コレクション）」は、中洲と天神に店を構えているが、今年は中洲2号店を出店した。「お客さんも増えてますが、働く熟女さんも増えてますね」と同店の店長。写真のまなみさんのような美熟女が今年は多数入店してきているという。リーズナブルな料金でこんな女性と一緒にお酒が飲めるのなら、人気になるのも納得。寒い冬は熟女の温もりに包まれて一杯ヤリたいもんですな。

　しま○らの店員に土下座させて写真を撮影し、ネット上にＵＰして逮捕された女や、某コンビニで因縁をつけタバコを脅し取ろうとした集団など、今年はモンスタークレーマーが話題に。接客業にとってクレーマーの対処は頭の痛い問題だが、風俗店でも悩まされた様子。なかでも飲み屋街が近い中洲の風俗街・南新地では、酔っ払いのお客さんへの対応に1番困ったとか。「部屋で寝てしまって起きてこなかったから、無理やり揺すり起こしたらかなり激怒して延々とクレームですよ」と某トクヨク店の店長。他にも「前回ハズレだったから今日は5千円で遊ばせろ！」とか、「ナマじゃなかったぞ！」など、もはやクレームというより言いがかりな事例も多かった様子。
　酷いクレーマーになると、「前回お前と遊んだ後に彼女にバレて振られた。匂い付きの石鹸とか使うからだ！」と、わざわざまた指名して言いがかり。女の子もたまったもんじゃないですよね。風俗遊びは楽しく気持ちよくイキたいもんです。

　大手風俗グループによる地方進出の動きが活発化した年だった。大手は元々首都圏、横浜、大阪、名古屋などの大都市圏、次いで福岡、札幌など地方でも比較的人口の多い都市に出店を検討するのが常だった。しかしその流れが変わりつつあり、さらに人口の少ない地方都市への進出が激化。今年に限っても人気ソープグループ、ＹＥＳグループなどが沖縄進出。福岡の某大手デリヘルグループが四国に進出するなどの動きがあった。
　不景気で客の絶対数が減少している中、風俗店が密集する大都市よりも、ライバルの少ない地方のほうがコストも少なく利益を上げやすい側面があるようだ。来年もこの動きは続いていくだろう。

　昨今中洲に増え続けている中国系マッサージ店だが、何やら○番できる店もあるというよからぬ噂が。「路上でマッサージいかがですかと声をかけられてついていったんだけど、終わり際に○番できますよって誘ってきたんです」とは、風俗ライターＫ氏。マッサージは30分3千円と激安だったが、○番の料金として追加2万円を提示してきたという。高いと突っぱねると、押し問答の末、最終的に6千円まで値下げ出来たとか。
　K氏が声をかけられたのは、キャナルシティ近くの某エリアで、30代のキレイ系熟女だったという。この料金が高いのか安いのか、とりあえず違法なのでご注意を。

　街並みは時と共に変わりゆくものだが、中洲唯一のゲームセンター「赤玉」が10月に惜しまれつつも閉店を迎えた。中洲大通りのちょうど真ん中という立地もあり、電話で店まで案内するときの目印になったり、クラブの女の子と同伴する際の待ち合わせ場所としてもよく使われるなど、中洲のランドマーク的存在だった。　跡地には某コンビニが出店。これで、この区画だけでも4軒が顔を突き合わせることになり、さらなるコンビニ激戦区へと変貌をとげた。某中洲クラブの店員は、「休憩中とか暇つぶしにちょうどよかったから残念。他店のボーイとかと仲良くなれたし」とタモロスならぬアカロスの様子だった。